日本国内で承認されているまつげ用育毛剤は1種類しかありません。
しかも美容目的で処方されることはなく、まつげ貧毛症と診断されたときに保険適用外で処方され薬価も高いものとなっています。
まつげ1本1本が濃くなるために、使用した後は全体的のまつげのボリュームが増えて一般的な美容液よりも格段に効果が高いと言われています。

国内で認可されているまつげ育毛剤はとても値段が高いために、同等の効果を得ることが出来る海外医薬品の人気が高まっているのが現状です。
そのひとつにガンフォートがあります。海外で人気のまつげ育毛剤として有名なのはルミガンですが、ガンフォートは同じ製薬会社アラガンから発売されている緑内障・高眼圧症の治療薬です。

有効成分はビマトプロストとチモロールマレイン酸塩で、そのうちビマトプロストにまつげの育毛効果があります。
もとは緑内障の治療に使用されていた薬ですが、副作用の産物としてまつげがふさふさになるといった報告がされたことによりまつげ育毛剤としての人気が高まりました。
ビマトプロストの安全性はアメリカでは確認されており、アメリカ政府機関のFDAでは美容薬として認可しています。

残念ながらガンフォートは日本国内では美容目的としては認可されておらず、医療機関では処方してもらうことは出来ません。
そこで個人輸入できる通販サイトを利用して購入することとなります。
海外医薬品と聞くと不安に感じる人もいるかもしれませんが、その有効成分は国内唯一のまつげ育毛剤と同じ成分であり、美容分野でも世界中で知られているアラガン社製であることからも安全性は高いと言われています。

販売価格は、クリニックで国内承認薬を処方してもらうと1万円もかかってしまいますが、個人輸入による通販で購入した場合は3000円以下といった安価で手に入れることが魅力です。
ただし個人輸入で手に入れるという事は、副作用や注意点には慎重になる必要があります。

ガンフォートの使用を控えたほうがいい場合とは?

ガンフォートは有効成分に2つの成分が含まれています。ビマトプロストとチモロールマレイン酸塩ですが、このふたつにアレルギー反応を示す人は使用を控えた方がいいでしょう。
後者の成分は少量であっても体内に吸収されたときに気管支に影響を与えることがあると言われています。
そのために喘息などの持病がある場合や既往歴がある場合は使用そのものを禁止されている薬です。

また心臓の働きに影響を与えることもあり、コントロールが十分に出来ない心不全などの心臓病を患っている人は注意が必要となります。

女性の場合、妊娠中・授乳中は使用を避けるべきと言われています。妊娠中の場合は胎児に影響が出る可能性がゼロではないからです。
また授乳中の場合も母乳に薬の成分が含まれてしまい、赤ちゃんに悪影響が出る可能性があります。
ですから妊娠・授乳中のまつげのケアは育毛剤ではなく安全性の高い美容液に切り替えた方がいいでしょう。

ガンフォートは安価で手に入れられて効果も高いことから、継続して長期間使っている人もいます。
しかしまつげ育毛剤として使用するにはいくつか注意点があります。まずは皮膚に直接つけてはいけないということです。
皮膚に付着すると副作用として肌が黒ずんだりくすんだりします。
付着した場合はすぐに拭き取ることが大切なのですが、長期間使用した場合はどうしても拭き取れなかった液の影響で目の周りに色素沈着を起こすことがあるのです。

この場合は早めに使用を中止することで黒ずみは解消されますから、すぐに使用を控えるようにしましょう。
まつげ育毛剤は使用を中止すると効果が止まってしまうために継続して使い続ける人も多いですが、副作用もあるということは忘れてはいけません。